演劇教室MAFFとは?

演劇教室MAFFは「Mikuni Act For Future」の略で、「マッフ」と呼んでいます。新しい未来に向かって芝居をやっていきたいなぁという希望を込めて付けた名前です。

あれは、みくに文化未来館が開館してしばらくの頃でした。制服姿の三国高校生が4人やってきました。廃部状態だった三国高校演劇部の女子学生でした。

「私たち演劇やりたいんです。でも指導してくれる先生がいないんです。」

幸いというか、みくに文化未来館の職員の中には、三国高校演劇部OBやら、大学で演劇をやっていた者がいて、音響も照明も揃っている。じゃあみくに文化未来館で演劇教室という形で芝居を始めようということになりました。

広く一般に声をかけて募集したところ、高校生から社会人まで20名ほどの演劇好きが集まって平成7年MAFFが発足したのでした。

それから1年ほど基礎的な練習の後、最初の公演『天才バカボンのパパなのだ』を打ちました。以降、毎年1回の定期公演と、余裕があれば特別公演を行ってきました。

最初の頃は高校生ばかりで、落ち着いた大人の演技ができなかったり、試験の時期と重なって稽古が思うようにできないなど、様々な苦労がありましたが、毎年1〜2回の公演を継続してきました。創設以来、たくさんの人間が参加し、巣立ち、また舞い戻ったりして続いています。